蓮というお花、あなたはお好きですか?
泥水の中から、高貴で美しい花を咲かせる蓮のお花。
蓮のお花は、泥水があらわす、いろいろな悲しみや辛さ苦しみを経験することで、花びらのグラデーションはより繊細になり、さらなる美しい花を咲かせることが出来るのですよ、と教えてくれているようです。
暗闇ばかりで一筋の光させ見えない大変な出来事も、見方を変えることで本当は必要なことなのかもしれないのだよと。
蓮のお花は、苦しみを忘れさせ、幸福感を与えてくれるのです。
蓮のお花は、仏さまの台座になっていたり、仏さまが手にされていることが多いですね。
そのような仏像や仏画を、お寺や美術館などで目にしたことがあるでしょう。
蓮のお花は、通常、街のお花屋さんで購入出来るお花ではありませんが
夏になりましたら、ぜひ、池や公園などで
自然に咲き誇っている蓮を「生の目」で見ていただきたいです。
きっと、画像からは伝わりきれない
美しさと、安らぎと、優しさと、穏やかさ、を体感出来るはずです。
私の名前は花蓮。
いけばな小原流教授としてのフラワーネーム。
蓮のお花のように、泥の中から大輪の花を咲かせる
この名前に相応しい、生命力あふれる人間になりたいと思っています。
そして、ともしび、寄り添い、笑顔を導く
それが、今世の私のお役目と
今あらためて、なすべきことへの使命感を感じているところです。
さぁ、あなたも軽く目を閉じ、深く深くゆっくりゆっくり、呼吸のみに意識を集中してみましょう。
やがて泥の中から光の世界に伸びるように、あなたにも目覚める日が訪れるのです。
想像してみてください。
あなたは今、大きな大きなそれはそれは美しい蓮の花のつぼみの中にいます。
泥水という、悲しみや辛さ苦しみを経験することもあるでしょう。
あなたはまだまだ小さく、つぼみの中で体を丸めています。
やがて、蓮は成長し、茎はグングンと伸び、上へ上へと向かっていきます。
いよいよ、太陽が地球上全ての生き物に、平等に、エナジーを与えてくださる世界にやってきました。
初めて目にする世の中には、驚きとためらいがあるでしょう。
不安も期待も全部があなたの中に充満している状態だと思います。
でも安心してください。
仏さまがお側にいらして、あなたを見守っていてくださることを忘れないでください。
お寺や美術館であなたが目にしたことのある、美しい蓮の花を手にしている仏さまがです。
私は、あなたが大輪の花を開く、その日が今からとても待ち遠しい。
あなたも感じているでしょう、ワクワクする気持ちをどうぞ忘れないでいてくださいませ。
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