私は、東京でご活躍されていますタロット占い師の先生からタロットリーディングを教えていただきました。それまではタロット占いの経験も無く、習い始めてから先生に占っていただいたのが初めてでした。
しかし、思いおこせば、タロットデッキ(タロットカード1セットのこと)との出会いは20歳の誕生日プレゼントとして「ステアーズ・オブ・ゴールド・タロット」をいただいたところから始まります。
不思議なことに、それは離れて暮らしていました兄からのプレゼントでした。私は確かに当時から占いが好きでしたが、今のようにタロット好きであった訳でもなく、また、兄も特段占い好きな人でもなかったからです。
なぜ、タロットカードをプレゼントしてくれたのでしょう?
当時の私は、タロットに対しての知識など無い時でしたから、タロットというものを大変難しく感じ、ただ重厚感あるタロットを眺めるだけで終わっていました。
それから十数年後、今度は母が不意にタロット教室のご案内を見つけてきて
「これは面白そうだね」と私に勧めてくれたのがタロットと本格的に向き合うことになったきっかけです。
タロットに導いてくれた二人は、共に数秘術で見ますと「11」の人です。
数秘術で11は、マスターナンバー。
(数秘術では、誕生西暦年、誕生月、誕生日を全て足して出た数字で占います)
11の人は、人一倍感じ取る力があり、本質を見抜くことができる洞察力を持っています。巫女・シャーマン・神官のような人です。
点と点は、やがて線へと繋がります。
私は、11の二人に導かれてタロット・カードリーディングの世界に足を踏み入れたのだな、としみじみ思います。
見えない大いなる力は、時に周りの人や物を使ってその人をあるべき道へと導いてくださるといいます。
その導きの時間軸は、人それぞれ異なります。行くべき所に辿り着くまでの間になすべきこと、経験すべきことが多々あり、その上で その時 にピタリと点と点が線へと変化し 気が付く ようになっているのだと。
よく言われるように、偶然は無くてすべては必然なのだということ。
その時のために、人は皆、多くの経験と感動、苦労と喜びを受け入れて生きています。
もしも、まわり道だと思っていることがあったとしても、それはそれすらもあなたの時間軸に組み込まれていたのではないのかなと思うのです。
今のあなたの手元に何かの拍子でやってきた情報・出来事・物etc.を大切にしてみると良いかもしれません。
私が紆余曲折を経て、タロットの世界へ導かれたように、あなたの点と点が線へと繋がる瞬間があるでしょう。
小さな小さな点は、未来のあなたをつくる大切な伏線となっているのです。
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