左右盲の私

プロフィール
Samuel Agbetunsin

 

私は左利きです。

手と同様に目も足も左利きです。

だから、左利きの人に出会うとすごく親近感を覚えます。

右利き社会の中で頑張る同志というか。

 

しかし、小学1年生の時、非常に偏りのある年配の担任教師から

右利き矯正を強く指導されて

書道教室にも通い文字を書くのだけは右手になりました。

それ以外は左手になりますが、大変でしたよ・・・。

文字関係でも、消しゴムを使う時や定規で線を引く時は左手に戻りますけど。

現在は右手への矯正はあまりないようですね。

 

著者は医学博士の加藤俊徳氏。

MRI脳画像診断の専門家。

左利きの脳内科医。

1万人の脳をみた名医が、最新脳科学ではじめて明かす10人に1人の「選ばれた才能」のすべて!

と題する書籍だけあり、怪しげなフワフワ感はありません。

加藤氏も著書の中で

「幼い頃に右利きに矯正すると、脳内に新たな回路を作ることで脳に混乱をきたすことがある」と。

(10歳以降だと良いらしいですよ。)

矯正者によくある、左右がわからなくなること。

それが左右盲。

私もこれがあります。

自分が運転する時は、言葉では無く感覚ですから問題ないのですが

以前、タクシーに乗っている時左右がわからなくなり

左に曲がって欲しいのに、右と言ってしまったことがありました・・・。

なので、誰かの車に乗車している時は、口頭では無く指差しで方向を示します。

それが出来ない時には

お箸を持つ手が左手!だとギュッと手を握りしめ強く念じてから

相手に伝えています。

 

ということで、世の中の左利きさん。

愛すべき左利き。

不便な事があっても

私は密かに「左利き」であることを誇らしく嬉しく思って生きているのです。

 

 

 

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