私は左利きです。
手と同様に目も足も左利きです。
だから、左利きの人に出会うとすごく親近感を覚えます。
右利き社会の中で頑張る同志というか。
しかし、小学1年生の時、非常に偏りのある年配の担任教師から
右利き矯正を強く指導されて
書道教室にも通い文字を書くのだけは右手になりました。
それ以外は左手になりますが、大変でしたよ・・・。
文字関係でも、消しゴムを使う時や定規で線を引く時は左手に戻りますけど。
現在は右手への矯正はあまりないようですね。
著者は医学博士の加藤俊徳氏。
MRI脳画像診断の専門家。
左利きの脳内科医。
1万人の脳をみた名医が、最新脳科学ではじめて明かす10人に1人の「選ばれた才能」のすべて!
と題する書籍だけあり、怪しげなフワフワ感はありません。
加藤氏も著書の中で
「幼い頃に右利きに矯正すると、脳内に新たな回路を作ることで脳に混乱をきたすことがある」と。
(10歳以降だと良いらしいですよ。)
矯正者によくある、左右がわからなくなること。
それが左右盲。
私もこれがあります。
自分が運転する時は、言葉では無く感覚ですから問題ないのですが
以前、タクシーに乗っている時左右がわからなくなり
左に曲がって欲しいのに、右と言ってしまったことがありました・・・。
なので、誰かの車に乗車している時は、口頭では無く指差しで方向を示します。
それが出来ない時には
お箸を持つ手が左手!だとギュッと手を握りしめ強く念じてから
相手に伝えています。
ということで、世の中の左利きさん。
愛すべき左利き。
不便な事があっても
私は密かに「左利き」であることを誇らしく嬉しく思って生きているのです。
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