菩薩十善戒を授かりました時のお話

神さま・仏さま・宇宙

高野山のマスコット こうやくん 最高に可愛い笑顔です。

可愛いこうやくんに導かれ、高野山にて菩薩十善戒を授けていただきました。

 

菩薩十善戒を授かる=授戒

大切なことは、知ることで満足せずに、知って実践すること。

暗闇のお堂の中で、阿闍梨(高僧)さまから授かりました。

どれも知っていることでしょう。

しかし、「してはいけないこと」という単純なことではなく、

「そこに自分の心があるか」なのだと思います。

詳しい説明は、高野山のホームページをご覧いただけるとありがたいです。

 

 

不殺生(ふせっしょう)

    生きとし生けるものを殺さない

不偸盗(ふちゅうとう)

    盗んではいけない

不邪淫(ふじゃいん)

    倫理を失った関係を持ってはいけない

不妄語(ふもうご)

    嘘をついてはいけない

不綺語(ふきご)

    お世辞など、無益なことは言わない

不悪口(ふあっく)

    ひどい悪口を言わない

不両舌(ふりょうぜつ)

    二枚舌を使わない

不慳貪(ふけんどん)

    むさぼらない

不瞋恚(ふしんに)

    怒らない

不邪見(ふじゃけん)

    間違ったものの見方をしない

 

 

菩薩十善戒を授かるにあたり、阿闍梨さまから心に染み入る法話もありました。

親子とそれを見守る周りの人達の、心温まる素敵な素敵なお話でした。

人の優しさに触れると涙がこぼれます。

法話が大好きです。

心の浄化・洗濯の時間です。

法話を聴くには五感をフルに使います。

金剛鈴の浄化の音色、高僧の穏やかな声を耳で、鼻では場を清めるお線香の香りを、

真正面には仏像のお姿を目でしっかりと仰ぎ見て、本堂内を微かに動く風を頬で感じ、

鼻からその全てを吸いこみ静かに口から吐き、清らかさを味覚で想像する。

やがて、第六感が眉間の間で開かれるのです。

 

この菩薩十善戒を心にとどめおき

自分の中に確かにある「ほとけさま」を育んでいきたい

素直にそう思える体験でした。

「今からあなたも菩薩になったのです」

 

話は変わって、

その他にも、小原流いけばなを学んだ私としましては

華道 高野山 にとても惹かれます。

お花と仏教のつながりにもとても魅力を感じます。

学べるお教室が限られており、すぐに学べる環境ではないのですが

学べるチャンスが巡ってきましたら、必ず華道高野山を学びたいと強く思っています。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました